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●うまいと「パンッ!!」 新タイプのグルメリポーターが人気に [文化・芸能]

 グルメ番組といえば、テレビ番組の定番中の定番で、常に高い視聴率を稼ぎ出している。そのグルメ番組の主役といえば当然料理だが、料理を引き立てる脇役“グルメリポーター”も、最近では大きく注目されている。

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 料理のおいしさは、当然視聴者には想像するしかない。その想像を手助けするのがグルメリポーターであり、彼らのリアクション次第で、同じ料理でも視聴者に与える印象がまったく異なってくるのは、グルメ番組を見たことがある人なら誰でも知っていることだろう。

 そのためグルメリポーター達も、より巧みに、より印象的にリポートできるように、あの手この手で独特の表現方法を編み出しているのだ。
 口にした料理の味を擬音や表情で伝えたり、過剰なリアクションで表現したりするのは当たり前。「冬の味覚の宝石箱や~!」や「ラーメン界の黒船来航や~!」といった、印象的なキャッチフレーズを多用することで人気を得るグルメリポーターも多い。しかし一方で、テレビ関係者の間では、「新たなグルメリポーターは、もう出ないだろう」「もう新たな表現方法はないだろう」といった声も聞かれていた。

 前置きが長くなったが、今回紹介するのは、まったく新たなアプローチで料理の味を視聴者に伝えるグルメリポーター、「並木プロ」だ。もうご存じの人も多いだろうが、あらためて彼のキャラクターを紹介しよう。

 並木プロは、群馬県出身の現在43歳。ほかの多くのグルメリポーターが言葉や表情でその味を表現するのに対し、この並木は、手で表現するのだ。「手」で表現すると聞くだけでは、一体どういうことなのかと疑問に思うだろうが、「平手」と言い換えれば、その概要がなんとなく想像できるであろう。

 つまり彼は、口にした料理がおいしい感じた瞬間、間髪入れずに料理人の顔を「パンッ!!」と引っ叩くのである。

 そばに料理人がいる場合は問題なく即座に引っ叩けるが、料理人が厨房など別の場所にいる場合は、わざわざそこまで行ってパンッ!! と引っ叩くのである。

 彼からその料理の味に対して言葉でのコメントが一切ないため、視聴者は、その頬の引っ叩き方で料理の味を理解することになる。
つまり、

・「パンッ!」と一発……パンチがあってキレがあり、後味が残らない!
・「パンパンッ!!」と二発……深みとコクがあり、素材本来の持ち味を最大限に生かしている!
・「パンッ!」と一発、少し間を空けてさらにもう一発「パンッ」……噛んでいるうちに、また新たな味がそこから生まれてくるではないかっ! なんとも、舌を飽きさせない、これぞ匠の技だっ

といった具合である。

 この並木の表現は、ほかにも「往復ビンタ」「往復ビンタ+一発」「間合いを取り、料理人の一瞬の隙を狙っての一発」「一回フェイントをかけて、料理人が一瞬ひるんだ瞬間にあびせる一発」「ベチィ~ンッとねちっこい一発」などが有名で、そのどれもが、並木プロが口にした料理の味を、事細かに語っている。

 しかし、大変なのが料理人側。料理人が最高においしい料理を丹精込めて作る⇒リポーターがそれを食す⇒料理人はリポーターに頬を引っ叩かれる。多くの料理人は、この流れがどうしても納得できないという(もっとも関係者達は、「料理人側の納得も、時間の問題だろう」と語っている)

 これまで並木のグルメレポを受けた料理人のほとんどは、素直に頬を張られているが、ごくまれに血の気の多い料理人に当たって、並木の一発から取っ組み合いになることも。また、一品のみを紹介する料理人はさほどのダメージを受けないが(激ウマ料理だった場合を除く)、懐石料理やコース料理などを出した場合、料理を一品出すごとに料理人は頬を張られるわけで、番組の終わりには、料理人の顔がパンパンに腫れ上がっていたりする。

 何か対策を考えないと、彼にリポートしてほしいと思う料理人が減ってしまいそうだ。

 ちなみに素人である私も、おいし過ぎる料理を食べたときに、たまに「イラッ」と怒りを覚えることがある。先日などは、沸騰させた牛乳入れて作ったシーフードヌードルがあまりにおいしく、思わず妻に対して怒鳴ってしまった(シーフードヌードルに負ける妻の料理技術の問題かもしれないが)。案外、並木プロの独特の表現も、似たような経験から生み出されたのではないだろうか。

 まぁ何にせよ、表現が生み出された理由と、その表現が適切かどうかは別問題。もっとわかりやすく、かつ料理人にも害を与えない表現方法を生み出さない限り、並木プロがテレビから消えるのは時間の問題だろう。


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●大人気フレンチポップグループ【プッティーLALA】解散!! 原因はセクハラ?! [文化・芸能]

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 2001デビュー以降 その愛くるしいキャラクターとフランス訛りのポップスソングで、非現実的な人気を博し、リリースするシングル全てが発売日にチャート1位を記録するなど、セールス的にも異例の記録を打ち立て続けてきた、大人気フレンチポップグループ【プッティーLALA】が、今月28日をもって解散する事が明らかになった。

 この人気グループ突然の解散という事実だけでも天地がひっくり返るほど驚くニュースだが、さらに驚く事が、この解散の原因がセクハラであったという事だ。

 一体この人気グループ内にどんなセクハラが横行していたのか。調べによると、このセクハラ、メンバー唯一の男性でドラム担当の「茂雄」が、メンバー唯一の女性でボーカルの「のぶこ」に対して行ってたものであり、実はこのセクハラ、デビュー当時から日常的に行われていたそうだ。

 主にセクハラが行われていたのは、ライヴやTV収録時など、演奏中のセクハラが殆どだったらしい。筆者も、特別彼らのファンというわけではないが、この【プッティーLALA】は、さすがに何度も何度もテレビやライヴ・ビデオ・DVD・トークショー・ファンの集い等で拝見した事があり、このセクハラの実態を聞いて、そう言えば確かに…と、全てが繋がってしまった事が大変ショックであった。確かに【プッティーLALA】の演奏を見ていると、毎回、曲の演奏途中に、微妙に気配を殺しながらこっそりとドラムの茂雄がステージ前へやってきて、夢中で歌っている「のぶこ」の上半身(胸部)をまさぐり出し…といった光景が大変印象深かった。そしてその後、茂雄は、決まって「のぶこ」の下半身を凝視し出し、不意に行う「ストレッチ」(体を解す体操)のような動きのドサクサに紛れて、下半身を不規則的に触り出す…といったお決まりの光景が思い出される。

 さらに記憶に新しいのが、去年、大晦日に放送された「ジャパニーズ歌大賞」での横行だ、この時は確か、【プッティーLALA】登場時から演奏終了後まで、演奏もそっちのけで、ずっと茂雄は「のぶこ」の【でん部】(尻)を撫でまわしていた。その時メイン司会を担当していた「佐々木 勤」の必死なフォローが思い出される。結局佐々木も、その行いをフォローしきれなかった為、最後番組エンディングでは「茂雄」に乗っかり、共に「のぶこ」のでん部を撫でまわす…といった苦肉の策で番組は終わった。

 今回【プッティーLALA】が解散するという事実に至った事は、ファンにとっても日本の音楽業界にとっても非常に残念だが、【プッティーLALA】存続の為に、陰湿なセクハラに耐え平然と半笑いで歌い続けてきた「のぶこ」の事を考えると、もっと早く決断・解散しても良かったのではないか…と、とても複雑な心境になる。

 これまで【プッティーLALA】の演奏で、不意にドラムが鳴り止んでいたのは、彼らの音楽特性では無く、セクハラする為にドラムが持ち場を離れる事によっておこっていたアクシデントだったのだ。
見た目はどう見てもセクハラだったものをセクハラに感じさせなかった「のぶこ」の振舞いは、正に【フレンチテイスト】だったのであろう。


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