前の10件 | -

●プロ照球:日本シリーズは名古屋ウィングスが3年ぶり21度目の優勝! [スポーツ]

548689.JPG

2日に東京ドームで行われたプロ照球日本シリーズ優勝決定戦は、5―1で名古屋ウィングスが東京フィレを下し、見事日本一に輝いた。

 7回の裏までは0―1と、東京フィレが1点リードしていた。しかし8回、名古屋ウィングスの怒涛の反撃が始まったのだ。

 この回、先頭バッターである1番レフトの河田は、東京フィレ吉田の見事なまでに恥ずかしそうな好投に苦しみ、カウント2-3にまで追い込まれた。

 しかし河田は、吉田の決め球の照れが甘かったのを見逃さなかった。河田は、その吉田の微妙な照れになってしまった投球に対し、思い切り恥ずかしそうにバットをフルスイング! この河田の見事な恥ずかしさには、観客からもどよめきが起こった。その河田の打った球は見事ライトスタンドに。大きな放物線を描いた文句のないホームランだった。この一打で試合を振り出しに戻した河田は、満面に照れを浮かべ、ダイヤモンドを恥ずかしそうに小走りに回った。

 続く石川と永田も絶妙な照れスイングを見せ、恥ずかしそうに吉田の球を打った。これによりノーアウト1塁2塁となったところで、4番今泉を迎えた。ピッチャー吉田は、今泉を見つめながら投球フォームに入った。それを見た今泉は思わず恥ずかしくなり、吉田から顔を背けてしまった。そして第一球は、今泉が顔を背けたそのすきを逃さず、ど真ん中に入ったのだ。

 しかし、これはどうやら作戦だったようで、今泉がストライクを取られた瞬間、二塁にいた石川が照れながら盗塁を試みた。そして、実に恥ずかしそうにスライディング! 観客も思わず顔をそむけてしまうほどの恥ずかしさであった。石川の盗塁成功で、追加の一点がグッと近づいた。そして第二球は、今泉が上目使いで恥ずかしそうに見送った。

 これで、カウントは2ストライク。そこから今泉はもう恥ずかしすぎて吉田を見ることができず、すべての球を見送った。しかし、これが功を奏した。吉田は今泉があまりにも恥ずかしそうにしていたことで、自分までも恥ずかしくなり、コントロールが乱れに乱れてしまったのだ。結局、2ストライク以降はすべてボールに。今泉はフォアボールとなり、一塁に向かう際も顔を真っ赤に染め、小走りで向かった。

 これでノーアウト満塁。ここでバッターボックスに立ったのは、5番の内藤タカ。彼はもう、ネクストバッターズサークルに立った時点で、非常に見事な照れを見せていた。顔は真っ赤で、汗だく、そして基本の表情を作れないほどの照れ方だった。吉田はそんな内藤に対し、「これぞ恥ずかしさの極み」といった感じで、顔をそむけ極端に速いモーションで球を投げたのだ!

 吉田の最速モーションから繰り出された球は、しかし球速がのらず、真っ赤な顔で照れる内藤の一番得意とするコースに入ってしまった。そこで内藤は思わず「イヤ~ぁん!!」と声まで出し、このうえなく恥ずかしそうにフルスイング! 打球はレフトスタンドへ一直線! その打球の見事な勢いに、グラウンドにいた選手全員が球から顔をそらし、照れていた。

 これにより一挙4点を追加した名古屋ウィングス。満塁ホームランを打った内藤は、もぅ恥ずかしさのあまり両手で顔を隠し俯いたまま動けなくなってしまい、自分でダイヤモンドを回ることができず、石渡監督に付き添われ背中を押されながら、なんとかダイヤを一周したのである。

 この内藤の恥ずかしがり方には、観客も敵味方関係なく皆総立ちで喝采を浴びせた。これ以降は名古屋ウィングスのシャイNo.1のエース池原が、得意のマジ照れ投げで見事、東京フィレをおさえた。
 試合後のインタビューでは、名古屋ウィングスの石渡監督も言葉を発することができないまま、実に恥ずかしそうにモジモジしていた。






照球(シャイボール)とは… 基本的にはベースボール(野球)と同じルールだが、守備攻撃、その他すべてにおいて「照れる」「恥ずかしがり」「恥ずかしそうに」といった仕草・リアクションなどの要素がメインに組み込まれているシャイなスポーツである。シャイボール(照球)では、得点をとることも重要だが、「いかに照れるか?」「いかに恥ずかしそうにプレーできるか?」が最重要とされている。

■マダラアザラシのピノちゃん、元気な姿で東京湾に現る!! [地域]

743484684.JPG

 10月に神奈川県久里浜港でその姿が目撃され、その愛らしい表情や仕草で一躍国民的スターになった、マダラアザラシのピノちゃん。

 11月に入ってからあまりその姿が見られず、日本中のピノちゃんファンが、その安否を気遣っていたが、11月24日に同じく神奈川県の三崎港で元気に魚を捕ったりひなたぼっこをする姿が目撃され、ピノちゃんの無事が確認されたのは、記憶に新しいところだ。

 ところが、12月に入ってからは、またもやピノちゃんはさっぱりと姿を見せなくなってしまった。

 専門家達も、「栄養価の高い魚が豊富なこの時期に、港などに姿を見せないとなると、病気か、もしくは何らかの事情で、住み家にこもっているのかもしれない」と分析するなど、ファン達の心配は募るばかりだった。

 しかし、ピノちゃんは今回も無事だった! 
日本中の心配を独り占めしていた「マダラアザラシのピノちゃん」こと日野忠明さん(68)の元気な姿が、6日の午後に東京湾で確認されたのだ。
 ピノちゃんは、いつもの愛船「日明丸」を機敏に操り、東京湾で漁をする勇ましい姿を我々に見せてくれた。

 我々取材班が、日野さんに漁の成果を聞いたところ、満面の笑みを浮かべて「モノが新鮮なうちに久里浜港に戻りたいさぁ」と、日野さんの所属する漁協がある久里浜港への帰港意思を明らかにした。
 また、日野さんの国民的スターぶりについて質問すると、
「この年になってピノちゃんは恥ずかしい」
「なんで人気が出たのか? よくわからない」
「最近まで風邪気味だったので、念のため海には出なかった」
とのことだった。

 日野さんは最後に、「今は漁をするには最高の時期だもんで、しっかり健康管理して、毎日海さ出て、ファンのみんなに元気な姿を見せられるように頑張るわさ」と、ピノちゃんの安否を気遣っていた国民に対してコメントした。

 さて、そもそも日野さんがなぜ「マダラアザラシのピノちゃん」と呼ばれるようになったのか。本人曰く、「昔から顔がマダラアザラシに似てて、名前が日野だったから学生自分からそう呼ばれていた」。なるほど、納得である。

 しかし、なぜその日野さんが国民的スターになるまでの人気が出たのかは、情報という形では、我々も入手できていない。ただ、日野さんの、その愛らしい仕草、表情、訛り、鳴き声にも似た笑い方に触れると、おのずとその理由が理解できた気がする。

 来年は、ヤリイカ漁にも挑戦するそうだ。日本海側地方でも「マダラアザラシのピノちゃん」に会えるかもしれない。

●うまいと「パンッ!!」 新タイプのグルメリポーターが人気に [文化・芸能]

 グルメ番組といえば、テレビ番組の定番中の定番で、常に高い視聴率を稼ぎ出している。そのグルメ番組の主役といえば当然料理だが、料理を引き立てる脇役“グルメリポーター”も、最近では大きく注目されている。

424534.JPG

 料理のおいしさは、当然視聴者には想像するしかない。その想像を手助けするのがグルメリポーターであり、彼らのリアクション次第で、同じ料理でも視聴者に与える印象がまったく異なってくるのは、グルメ番組を見たことがある人なら誰でも知っていることだろう。

 そのためグルメリポーター達も、より巧みに、より印象的にリポートできるように、あの手この手で独特の表現方法を編み出しているのだ。
 口にした料理の味を擬音や表情で伝えたり、過剰なリアクションで表現したりするのは当たり前。「冬の味覚の宝石箱や~!」や「ラーメン界の黒船来航や~!」といった、印象的なキャッチフレーズを多用することで人気を得るグルメリポーターも多い。しかし一方で、テレビ関係者の間では、「新たなグルメリポーターは、もう出ないだろう」「もう新たな表現方法はないだろう」といった声も聞かれていた。

 前置きが長くなったが、今回紹介するのは、まったく新たなアプローチで料理の味を視聴者に伝えるグルメリポーター、「並木プロ」だ。もうご存じの人も多いだろうが、あらためて彼のキャラクターを紹介しよう。

 並木プロは、群馬県出身の現在43歳。ほかの多くのグルメリポーターが言葉や表情でその味を表現するのに対し、この並木は、手で表現するのだ。「手」で表現すると聞くだけでは、一体どういうことなのかと疑問に思うだろうが、「平手」と言い換えれば、その概要がなんとなく想像できるであろう。

 つまり彼は、口にした料理がおいしい感じた瞬間、間髪入れずに料理人の顔を「パンッ!!」と引っ叩くのである。

 そばに料理人がいる場合は問題なく即座に引っ叩けるが、料理人が厨房など別の場所にいる場合は、わざわざそこまで行ってパンッ!! と引っ叩くのである。

 彼からその料理の味に対して言葉でのコメントが一切ないため、視聴者は、その頬の引っ叩き方で料理の味を理解することになる。
つまり、

・「パンッ!」と一発……パンチがあってキレがあり、後味が残らない!
・「パンパンッ!!」と二発……深みとコクがあり、素材本来の持ち味を最大限に生かしている!
・「パンッ!」と一発、少し間を空けてさらにもう一発「パンッ」……噛んでいるうちに、また新たな味がそこから生まれてくるではないかっ! なんとも、舌を飽きさせない、これぞ匠の技だっ

といった具合である。

 この並木の表現は、ほかにも「往復ビンタ」「往復ビンタ+一発」「間合いを取り、料理人の一瞬の隙を狙っての一発」「一回フェイントをかけて、料理人が一瞬ひるんだ瞬間にあびせる一発」「ベチィ~ンッとねちっこい一発」などが有名で、そのどれもが、並木プロが口にした料理の味を、事細かに語っている。

 しかし、大変なのが料理人側。料理人が最高においしい料理を丹精込めて作る⇒リポーターがそれを食す⇒料理人はリポーターに頬を引っ叩かれる。多くの料理人は、この流れがどうしても納得できないという(もっとも関係者達は、「料理人側の納得も、時間の問題だろう」と語っている)

 これまで並木のグルメレポを受けた料理人のほとんどは、素直に頬を張られているが、ごくまれに血の気の多い料理人に当たって、並木の一発から取っ組み合いになることも。また、一品のみを紹介する料理人はさほどのダメージを受けないが(激ウマ料理だった場合を除く)、懐石料理やコース料理などを出した場合、料理を一品出すごとに料理人は頬を張られるわけで、番組の終わりには、料理人の顔がパンパンに腫れ上がっていたりする。

 何か対策を考えないと、彼にリポートしてほしいと思う料理人が減ってしまいそうだ。

 ちなみに素人である私も、おいし過ぎる料理を食べたときに、たまに「イラッ」と怒りを覚えることがある。先日などは、沸騰させた牛乳入れて作ったシーフードヌードルがあまりにおいしく、思わず妻に対して怒鳴ってしまった(シーフードヌードルに負ける妻の料理技術の問題かもしれないが)。案外、並木プロの独特の表現も、似たような経験から生み出されたのではないだろうか。

 まぁ何にせよ、表現が生み出された理由と、その表現が適切かどうかは別問題。もっとわかりやすく、かつ料理人にも害を与えない表現方法を生み出さない限り、並木プロがテレビから消えるのは時間の問題だろう。


ranking2009.gif

●来夏大ブレイク? 「流しそう麺」愛好者が静かに増加中 [経済]

 最近、東京の中目黒界隈を中心に、じわじわと流しそう麺のファンが増えているという。といっても、昔からある「流しそうめん」のことではない。大ブレイクに向けて現在人気を拡大しているのは、「流しそう麺」だ。

484983.JPG


 流しそう麺ではまず、筒状のものを縦に割った、水を流せる道具を用意する。この筒は、竹を縦割りしたものをつなげて使用するのが一般的だ。それを傾斜に沿って設置する。筒の長さは、長ければ長いほどイベント性はあるが、5メートルもあれば十分に楽しめるので、場所や環境に合わせて変えればいいだろう。
 
そして筒に水を流して上流に麺を持った担当を一人置き、ほかのものは下流で、麺を待ち受ける。
 ここまではなんら「流しそうめん」と変わりないが、ここからが「流しそう麺」のメインイベントだ。

 下流にいる側は、皆その手に箸とお椀を用意し、上流から流れてくる麺を今か今かと待ち構えている。そして、上流にいる担当は、皆の待っているその麺をひと掴みし、その麺を流そうとする。ココだ、この瞬間こそが、まさに流しそう麺の醍醐味なのである。

 下流にいる側は、「今にも流しそう」なその麺を見て、存分に楽しみ舌鼓を打つのだ。

 この流しそう麺を楽しむうえで一番大事なことは、やはり、その流し手の「今にも流しそうな仕草」だ。下手な流し手だと、「流しそう」な感じがなく、まったく楽しめないという。

 また、今にも流れてきそうな麺を待つ側も、お椀に入ったつゆに、お好みで刻みネギを入れるも良し、おろし生姜を入れるも良し、といった具合で「流しそう麺」を堪能する。
 「流しそう麺」の盛り上がりは、流し手が「今にも流そうとする仕草」のバリエーションをどれだけ豊富に持っているかに左右されるという。

 しかし、いくらバリエーションが多くとも、30分と持つものではないだろう。たとえ最初の10分くらいは楽しくても、だんだんと疲れてくるはずだ。また説明するまでもないと思うが、この「流しそう麺」は、いくらやってもお腹はふくれない。ブレイクするためのハードルは多く、かつ高いのではないだろうか。


ranking2009.gif
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:お笑い

●河原真一さん(36)宅、いよいよ取り壊しに [地域]

 東京都品川区の会社員、河原真一さん(36)の自宅が、いよいよ3日午後1時頃より取り壊されることになった。当の河原さんも快くこれを承諾しているという。

5080256.JPG

 この問題は、取り壊しが決定となった今年9月にニュースとなり、全国に知れ渡ったが、元々は06年の春から国による取り壊しが検討されていた。なお、河原さん宅の強制取り壊しの理由は、今のところとくにないという。
 河原さんが承諾しているようなので、外から文句を言っても仕方がないのだが、理由もないのになぜ家を取り壊すのか、疑問が残るニュースである。



ranking2009.gif

●大人気フレンチポップグループ【プッティーLALA】解散!! 原因はセクハラ?! [文化・芸能]

12351.jpg

 2001デビュー以降 その愛くるしいキャラクターとフランス訛りのポップスソングで、非現実的な人気を博し、リリースするシングル全てが発売日にチャート1位を記録するなど、セールス的にも異例の記録を打ち立て続けてきた、大人気フレンチポップグループ【プッティーLALA】が、今月28日をもって解散する事が明らかになった。

 この人気グループ突然の解散という事実だけでも天地がひっくり返るほど驚くニュースだが、さらに驚く事が、この解散の原因がセクハラであったという事だ。

 一体この人気グループ内にどんなセクハラが横行していたのか。調べによると、このセクハラ、メンバー唯一の男性でドラム担当の「茂雄」が、メンバー唯一の女性でボーカルの「のぶこ」に対して行ってたものであり、実はこのセクハラ、デビュー当時から日常的に行われていたそうだ。

 主にセクハラが行われていたのは、ライヴやTV収録時など、演奏中のセクハラが殆どだったらしい。筆者も、特別彼らのファンというわけではないが、この【プッティーLALA】は、さすがに何度も何度もテレビやライヴ・ビデオ・DVD・トークショー・ファンの集い等で拝見した事があり、このセクハラの実態を聞いて、そう言えば確かに…と、全てが繋がってしまった事が大変ショックであった。確かに【プッティーLALA】の演奏を見ていると、毎回、曲の演奏途中に、微妙に気配を殺しながらこっそりとドラムの茂雄がステージ前へやってきて、夢中で歌っている「のぶこ」の上半身(胸部)をまさぐり出し…といった光景が大変印象深かった。そしてその後、茂雄は、決まって「のぶこ」の下半身を凝視し出し、不意に行う「ストレッチ」(体を解す体操)のような動きのドサクサに紛れて、下半身を不規則的に触り出す…といったお決まりの光景が思い出される。

 さらに記憶に新しいのが、去年、大晦日に放送された「ジャパニーズ歌大賞」での横行だ、この時は確か、【プッティーLALA】登場時から演奏終了後まで、演奏もそっちのけで、ずっと茂雄は「のぶこ」の【でん部】(尻)を撫でまわしていた。その時メイン司会を担当していた「佐々木 勤」の必死なフォローが思い出される。結局佐々木も、その行いをフォローしきれなかった為、最後番組エンディングでは「茂雄」に乗っかり、共に「のぶこ」のでん部を撫でまわす…といった苦肉の策で番組は終わった。

 今回【プッティーLALA】が解散するという事実に至った事は、ファンにとっても日本の音楽業界にとっても非常に残念だが、【プッティーLALA】存続の為に、陰湿なセクハラに耐え平然と半笑いで歌い続けてきた「のぶこ」の事を考えると、もっと早く決断・解散しても良かったのではないか…と、とても複雑な心境になる。

 これまで【プッティーLALA】の演奏で、不意にドラムが鳴り止んでいたのは、彼らの音楽特性では無く、セクハラする為にドラムが持ち場を離れる事によっておこっていたアクシデントだったのだ。
見た目はどう見てもセクハラだったものをセクハラに感じさせなかった「のぶこ」の振舞いは、正に【フレンチテイスト】だったのであろう。


ranking2009.gif
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:お笑い

●井上 孝信選手、初めての挑戦で日本記録更新! [スポーツ]

 大阪府立国立競技場第一競技場で4日、世界最速を争う男子2センチメートル走決勝が行われ、井上孝信選手(23)が日本新記録となる0.0045秒を記録し優勝した。これまでの日本記録は、赤坂大学の河野幸一選手の0.0050秒だった。

05081103.JPG

 今回初の2センチメートル走に挑戦した井上選手は、もともと400メートルを得意としていたが、不得意だったスタートフォームが改良され、昨季から100メートルでも頭角を現してきた。

 そしてこの度、初の2センチメートル走で見事日本新記録を達成。井上選手は強豪を相手に圧倒的な力の差を見せつけた。途中、大塚学園の田中徹選手にリードを奪われる場面もあったが、ゴール直前での井上の伸びには目を見張るものがあった。

 今回、日本記録を更新した井上選手は、試合後のインタビューで「今回はパワーで押し切る走りではなく、バランスのとれた走りでしっかり地面をとらえることができた。走っている最中のフォームが崩れなかったので、2センチメートルでもスピードを維持できた」と、この日の走りを説明。試合前の心境については、「僕が今一番速いってことを示さないといけないと感じていた」とのことだった。また、今後どこまで記録を伸ばせるのかという質問に対しては、「限界はない。風、トラック、すべて揃えば、0.0010秒はいける」と、力強く答えていた。

 2センチメートル走は、100メートルや200メートルと比べて、競技が一瞬で終わってしまうため、競技を見ている観客も、その一瞬を逃さないよう注意が必要だ。スタートの合図が鳴ったと同時に、各選手がもの凄い速さで「ピクッ」と一瞬動くだけなので、その後にリプレイされる「ハイスピードカメラによる撮影の超スロー映像」が、もうひとつの見どころになっている。

 ちなみに男子2センチメートル走の世界記録は、タンザイニアのエイネ・コバッティア選手が持つ「0.000031秒」である。コバッティア選手の走りは、超スロー映像で見た際でも「ピクッ」と一瞬動くだけである。
 今回、男子2センチメートル走の日本記録が更新されたわけだが、世界レベルで見ると、まだまだレベルが低いと言わざるを得ない。五輪でのメダルを争うようになるためには、国を挙げての2センチメートル走強化が必要となるだろう。

ranking2009.gif
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:お笑い

■山手線バラバラ事件、続報 小学生3人が関与か [国内のニュース]

244345.JPG

 日本中を騒がせたあの山手線バラバラ事件に、進展があった。警視庁は、偽証の疑いが濃いとして、都内に住む男子小学生3人を送検する構えだ。

 事件が騒ぎになったのは、5日の夕方頃。各テレビ局が一斉に報じたところによると、山手線の駅の順番が、突如、バラバラになったというのだ。当然のように首都圏の交通機関は麻痺し、それから3日経った今でも、完全には回復したとはいえない状態が続いている。

 警視庁の調べでは、山手線の駅の順番がバラバラになっていると最初に言い出したのが、この3人の小学生で、「山手線ゲームのときに聞いた順番と違う」「内回りに乗ったのに、誰も回っていない」などと供述しているという。警視庁は、どうやらこの3人が勘違いしていたか、わざと大人をからかっていたかであり、実際には、山手線の駅の順番は何も変わっていない線が濃厚として、捜査を進めている。

 では、実際に山手線の駅の順番は変わっていないのだろうか? 当紙のスタッフを山手線に乗せて調べさせたところ、「渋谷駅から乗り、恵比寿駅で降りようと思ったら、そこは原宿駅だった。やはり順番がおかしいのではないか」とのこと。念のため、外回りと内回りを間違えた可能性はないのか同スタッフに聞いてみると、しばらく沈思黙考したあと、「五分五分ですね」と答えていた。

 なお、この件に関して磯谷外務大臣は、「もし小学生の勘違いがもとで、首都圏の交通機関が3日も麻痺しているのだとしたら、国として非常に格好悪い。いっそのこと、本当に順番をバラバラにしちゃおうじゃないか」と国会で発言。与党はもちろん野党の議員までも賛成の意を示しているという。

 格好悪いからという理由でそんなことを決めたら、そのほうが格好悪い気もするのだが……。

ranking2009.gif
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:お笑い

●鉄球論争、ついに決着か?! [国内のニュース]

71205080141.JPG
 東京駅の駅前に鉄球を設置する法案が、次の国会で可決されることが濃厚になった。これは、06年11月に環境問題対策の一環として提案された法案で、東京駅の駅前に、直径80Kmの鉄球を設置するというもの。これまでにも国会で議論が重ねられてきたが、野党側が強く反発していたことから、なかなか可決に至らなかった。

 しかし各新聞社が行った世論調査では、賛成が多数を占めており、野党側も意見を変えざるを得ないと見られている。

 なお賛成派の意見は、「鉄球だったら納得できる範囲だ」「四角いものよりは愛着がある」「日本をアピールするには絶好のアイテムだと思う」といったものが主流を占めている。

 一方、一部の強硬な反対派は、この世論調査の結果に不満を示しており、まだ反論を続ける構えだ。ただしこちらの意見は、「鉄球という言葉の響きがイマイチ」「鉄球だけではなく、それに何か足すべきだ」「五反田駅前でもいいのではないか?」といったように統一性がなく、匿名を希望する、鉄球に詳しいあるジャーナリストは、「もはや反対派に、世論をひっくり返すほどの力はない」と指摘している。

 いずれにしても、現段階では次の国会で同法案が可決されることはほぼ確実で、すでに都民の関心は、鉄球の詳しい配置位置や時期に移っているという。

 しかしこの法案が可決されて心配なのは、やはり直径80Kmというその大きさではないだろうか。東京自体を大きくはみ出すわけで、今後、何かしらの問題が生じるのはほぼ間違いない。また、そもそも、いったいどのように環境問題の対策となるのかが不明である。環境のために、ほかにすべきことがいくらでもあると思うのだが……。


ranking2009.gif

■04年の新宿ヘリコプター墜落事故、 ついに真相が判明 [国内のニュース]

4383.JPG

 東京都新宿区歌舞伎町の雑居ビルにヘリコプターが墜落し、多数のけが人を出した04年暮れの事故から約3年、ついにその発生理由が明らかになった。

 警視庁新宿署は4日、新宿ヘリコプター墜落事故の理由について、「ドッキリだった」と発表した。発表文を読んだ宮島警視は、発表の後に「大成功~」とカメラに向かって勝利宣言を行った。なおドッキリで約3年間もだまし続けたのは世界でも異例で、同警視は「ギネスブックへの登録も考えている」とコメントしている。


 04年12月28日、歌舞伎町3丁目の雑居ビル「片山ビルディング」のほぼすべてと、その隣の「春日井2号ビル」の一部を破壊し、23人の重軽傷者を出したこの事故。当のヘリコプター操縦士、宮下徳さん(41)も、肋骨を4本折る重傷だったが、この発表を受けて「3年間も人をだまし続けるのは難しかった。若い頃は役者を目指したが、そのころ培った演技力が役に立った」とコメント。なおすでにけがは完治しているとのことだった。

 一方、片山ビルディングのオーナーである片山得朗さん(63)は、「いつまで経っても真相が解明されずにやきもきしていたが、まさかドッキリだったとは。見事にだまされました」と照れ笑い。事故のときたまたまビルに来ていて、全治2週間のけがをした奥さんの良枝さん(58)は、「50歳を超えてから、どうもだまされやすくて、まいっちゃう。詐欺じゃなくて本当に良かった」とコメントしている。

 ドッキリといえば、先日も、秋田県在住の山城真之介さん(16)のノーベル平和賞受賞の発表から一年後に、受賞自体がドッキリだったことが判明し、話題になったばかり。当の山城さんは「今にして思えば、ごく普通の高校生が受賞するわけないと思うんですが、すっかり信じてしまいました」と恥ずかしそうにしていたが、だまされていたのは日本国民全員同じだ。この世界的なドッキリブーム、そろそろ誰かが「待った」をかけるべき時期に来たのではないだろうか。


ranking2009.gif
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:お笑い
前の10件 | -

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。