●井上 孝信選手、初めての挑戦で日本記録更新! [スポーツ]
大阪府立国立競技場第一競技場で4日、世界最速を争う男子2センチメートル走決勝が行われ、井上孝信選手(23)が日本新記録となる0.0045秒を記録し優勝した。これまでの日本記録は、赤坂大学の河野幸一選手の0.0050秒だった。
今回初の2センチメートル走に挑戦した井上選手は、もともと400メートルを得意としていたが、不得意だったスタートフォームが改良され、昨季から100メートルでも頭角を現してきた。
そしてこの度、初の2センチメートル走で見事日本新記録を達成。井上選手は強豪を相手に圧倒的な力の差を見せつけた。途中、大塚学園の田中徹選手にリードを奪われる場面もあったが、ゴール直前での井上の伸びには目を見張るものがあった。
今回、日本記録を更新した井上選手は、試合後のインタビューで「今回はパワーで押し切る走りではなく、バランスのとれた走りでしっかり地面をとらえることができた。走っている最中のフォームが崩れなかったので、2センチメートルでもスピードを維持できた」と、この日の走りを説明。試合前の心境については、「僕が今一番速いってことを示さないといけないと感じていた」とのことだった。また、今後どこまで記録を伸ばせるのかという質問に対しては、「限界はない。風、トラック、すべて揃えば、0.0010秒はいける」と、力強く答えていた。
2センチメートル走は、100メートルや200メートルと比べて、競技が一瞬で終わってしまうため、競技を見ている観客も、その一瞬を逃さないよう注意が必要だ。スタートの合図が鳴ったと同時に、各選手がもの凄い速さで「ピクッ」と一瞬動くだけなので、その後にリプレイされる「ハイスピードカメラによる撮影の超スロー映像」が、もうひとつの見どころになっている。
ちなみに男子2センチメートル走の世界記録は、タンザイニアのエイネ・コバッティア選手が持つ「0.000031秒」である。コバッティア選手の走りは、超スロー映像で見た際でも「ピクッ」と一瞬動くだけである。
今回、男子2センチメートル走の日本記録が更新されたわけだが、世界レベルで見ると、まだまだレベルが低いと言わざるを得ない。五輪でのメダルを争うようになるためには、国を挙げての2センチメートル走強化が必要となるだろう。
今回初の2センチメートル走に挑戦した井上選手は、もともと400メートルを得意としていたが、不得意だったスタートフォームが改良され、昨季から100メートルでも頭角を現してきた。
そしてこの度、初の2センチメートル走で見事日本新記録を達成。井上選手は強豪を相手に圧倒的な力の差を見せつけた。途中、大塚学園の田中徹選手にリードを奪われる場面もあったが、ゴール直前での井上の伸びには目を見張るものがあった。
今回、日本記録を更新した井上選手は、試合後のインタビューで「今回はパワーで押し切る走りではなく、バランスのとれた走りでしっかり地面をとらえることができた。走っている最中のフォームが崩れなかったので、2センチメートルでもスピードを維持できた」と、この日の走りを説明。試合前の心境については、「僕が今一番速いってことを示さないといけないと感じていた」とのことだった。また、今後どこまで記録を伸ばせるのかという質問に対しては、「限界はない。風、トラック、すべて揃えば、0.0010秒はいける」と、力強く答えていた。
2センチメートル走は、100メートルや200メートルと比べて、競技が一瞬で終わってしまうため、競技を見ている観客も、その一瞬を逃さないよう注意が必要だ。スタートの合図が鳴ったと同時に、各選手がもの凄い速さで「ピクッ」と一瞬動くだけなので、その後にリプレイされる「ハイスピードカメラによる撮影の超スロー映像」が、もうひとつの見どころになっている。
ちなみに男子2センチメートル走の世界記録は、タンザイニアのエイネ・コバッティア選手が持つ「0.000031秒」である。コバッティア選手の走りは、超スロー映像で見た際でも「ピクッ」と一瞬動くだけである。
今回、男子2センチメートル走の日本記録が更新されたわけだが、世界レベルで見ると、まだまだレベルが低いと言わざるを得ない。五輪でのメダルを争うようになるためには、国を挙げての2センチメートル走強化が必要となるだろう。
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