■山手線バラバラ事件、続報 小学生3人が関与か [国内のニュース]

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 日本中を騒がせたあの山手線バラバラ事件に、進展があった。警視庁は、偽証の疑いが濃いとして、都内に住む男子小学生3人を送検する構えだ。

 事件が騒ぎになったのは、5日の夕方頃。各テレビ局が一斉に報じたところによると、山手線の駅の順番が、突如、バラバラになったというのだ。当然のように首都圏の交通機関は麻痺し、それから3日経った今でも、完全には回復したとはいえない状態が続いている。

 警視庁の調べでは、山手線の駅の順番がバラバラになっていると最初に言い出したのが、この3人の小学生で、「山手線ゲームのときに聞いた順番と違う」「内回りに乗ったのに、誰も回っていない」などと供述しているという。警視庁は、どうやらこの3人が勘違いしていたか、わざと大人をからかっていたかであり、実際には、山手線の駅の順番は何も変わっていない線が濃厚として、捜査を進めている。

 では、実際に山手線の駅の順番は変わっていないのだろうか? 当紙のスタッフを山手線に乗せて調べさせたところ、「渋谷駅から乗り、恵比寿駅で降りようと思ったら、そこは原宿駅だった。やはり順番がおかしいのではないか」とのこと。念のため、外回りと内回りを間違えた可能性はないのか同スタッフに聞いてみると、しばらく沈思黙考したあと、「五分五分ですね」と答えていた。

 なお、この件に関して磯谷外務大臣は、「もし小学生の勘違いがもとで、首都圏の交通機関が3日も麻痺しているのだとしたら、国として非常に格好悪い。いっそのこと、本当に順番をバラバラにしちゃおうじゃないか」と国会で発言。与党はもちろん野党の議員までも賛成の意を示しているという。

 格好悪いからという理由でそんなことを決めたら、そのほうが格好悪い気もするのだが……。

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