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●プロ照球:日本シリーズは名古屋ウィングスが3年ぶり21度目の優勝! [スポーツ]

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2日に東京ドームで行われたプロ照球日本シリーズ優勝決定戦は、5―1で名古屋ウィングスが東京フィレを下し、見事日本一に輝いた。

 7回の裏までは0―1と、東京フィレが1点リードしていた。しかし8回、名古屋ウィングスの怒涛の反撃が始まったのだ。

 この回、先頭バッターである1番レフトの河田は、東京フィレ吉田の見事なまでに恥ずかしそうな好投に苦しみ、カウント2-3にまで追い込まれた。

 しかし河田は、吉田の決め球の照れが甘かったのを見逃さなかった。河田は、その吉田の微妙な照れになってしまった投球に対し、思い切り恥ずかしそうにバットをフルスイング! この河田の見事な恥ずかしさには、観客からもどよめきが起こった。その河田の打った球は見事ライトスタンドに。大きな放物線を描いた文句のないホームランだった。この一打で試合を振り出しに戻した河田は、満面に照れを浮かべ、ダイヤモンドを恥ずかしそうに小走りに回った。

 続く石川と永田も絶妙な照れスイングを見せ、恥ずかしそうに吉田の球を打った。これによりノーアウト1塁2塁となったところで、4番今泉を迎えた。ピッチャー吉田は、今泉を見つめながら投球フォームに入った。それを見た今泉は思わず恥ずかしくなり、吉田から顔を背けてしまった。そして第一球は、今泉が顔を背けたそのすきを逃さず、ど真ん中に入ったのだ。

 しかし、これはどうやら作戦だったようで、今泉がストライクを取られた瞬間、二塁にいた石川が照れながら盗塁を試みた。そして、実に恥ずかしそうにスライディング! 観客も思わず顔をそむけてしまうほどの恥ずかしさであった。石川の盗塁成功で、追加の一点がグッと近づいた。そして第二球は、今泉が上目使いで恥ずかしそうに見送った。

 これで、カウントは2ストライク。そこから今泉はもう恥ずかしすぎて吉田を見ることができず、すべての球を見送った。しかし、これが功を奏した。吉田は今泉があまりにも恥ずかしそうにしていたことで、自分までも恥ずかしくなり、コントロールが乱れに乱れてしまったのだ。結局、2ストライク以降はすべてボールに。今泉はフォアボールとなり、一塁に向かう際も顔を真っ赤に染め、小走りで向かった。

 これでノーアウト満塁。ここでバッターボックスに立ったのは、5番の内藤タカ。彼はもう、ネクストバッターズサークルに立った時点で、非常に見事な照れを見せていた。顔は真っ赤で、汗だく、そして基本の表情を作れないほどの照れ方だった。吉田はそんな内藤に対し、「これぞ恥ずかしさの極み」といった感じで、顔をそむけ極端に速いモーションで球を投げたのだ!

 吉田の最速モーションから繰り出された球は、しかし球速がのらず、真っ赤な顔で照れる内藤の一番得意とするコースに入ってしまった。そこで内藤は思わず「イヤ~ぁん!!」と声まで出し、このうえなく恥ずかしそうにフルスイング! 打球はレフトスタンドへ一直線! その打球の見事な勢いに、グラウンドにいた選手全員が球から顔をそらし、照れていた。

 これにより一挙4点を追加した名古屋ウィングス。満塁ホームランを打った内藤は、もぅ恥ずかしさのあまり両手で顔を隠し俯いたまま動けなくなってしまい、自分でダイヤモンドを回ることができず、石渡監督に付き添われ背中を押されながら、なんとかダイヤを一周したのである。

 この内藤の恥ずかしがり方には、観客も敵味方関係なく皆総立ちで喝采を浴びせた。これ以降は名古屋ウィングスのシャイNo.1のエース池原が、得意のマジ照れ投げで見事、東京フィレをおさえた。
 試合後のインタビューでは、名古屋ウィングスの石渡監督も言葉を発することができないまま、実に恥ずかしそうにモジモジしていた。






照球(シャイボール)とは… 基本的にはベースボール(野球)と同じルールだが、守備攻撃、その他すべてにおいて「照れる」「恥ずかしがり」「恥ずかしそうに」といった仕草・リアクションなどの要素がメインに組み込まれているシャイなスポーツである。シャイボール(照球)では、得点をとることも重要だが、「いかに照れるか?」「いかに恥ずかしそうにプレーできるか?」が最重要とされている。

●井上 孝信選手、初めての挑戦で日本記録更新! [スポーツ]

 大阪府立国立競技場第一競技場で4日、世界最速を争う男子2センチメートル走決勝が行われ、井上孝信選手(23)が日本新記録となる0.0045秒を記録し優勝した。これまでの日本記録は、赤坂大学の河野幸一選手の0.0050秒だった。

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 今回初の2センチメートル走に挑戦した井上選手は、もともと400メートルを得意としていたが、不得意だったスタートフォームが改良され、昨季から100メートルでも頭角を現してきた。

 そしてこの度、初の2センチメートル走で見事日本新記録を達成。井上選手は強豪を相手に圧倒的な力の差を見せつけた。途中、大塚学園の田中徹選手にリードを奪われる場面もあったが、ゴール直前での井上の伸びには目を見張るものがあった。

 今回、日本記録を更新した井上選手は、試合後のインタビューで「今回はパワーで押し切る走りではなく、バランスのとれた走りでしっかり地面をとらえることができた。走っている最中のフォームが崩れなかったので、2センチメートルでもスピードを維持できた」と、この日の走りを説明。試合前の心境については、「僕が今一番速いってことを示さないといけないと感じていた」とのことだった。また、今後どこまで記録を伸ばせるのかという質問に対しては、「限界はない。風、トラック、すべて揃えば、0.0010秒はいける」と、力強く答えていた。

 2センチメートル走は、100メートルや200メートルと比べて、競技が一瞬で終わってしまうため、競技を見ている観客も、その一瞬を逃さないよう注意が必要だ。スタートの合図が鳴ったと同時に、各選手がもの凄い速さで「ピクッ」と一瞬動くだけなので、その後にリプレイされる「ハイスピードカメラによる撮影の超スロー映像」が、もうひとつの見どころになっている。

 ちなみに男子2センチメートル走の世界記録は、タンザイニアのエイネ・コバッティア選手が持つ「0.000031秒」である。コバッティア選手の走りは、超スロー映像で見た際でも「ピクッ」と一瞬動くだけである。
 今回、男子2センチメートル走の日本記録が更新されたわけだが、世界レベルで見ると、まだまだレベルが低いと言わざるを得ない。五輪でのメダルを争うようになるためには、国を挙げての2センチメートル走強化が必要となるだろう。

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