●鉄球論争、ついに決着か?! [国内のニュース]

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 東京駅の駅前に鉄球を設置する法案が、次の国会で可決されることが濃厚になった。これは、06年11月に環境問題対策の一環として提案された法案で、東京駅の駅前に、直径80Kmの鉄球を設置するというもの。これまでにも国会で議論が重ねられてきたが、野党側が強く反発していたことから、なかなか可決に至らなかった。

 しかし各新聞社が行った世論調査では、賛成が多数を占めており、野党側も意見を変えざるを得ないと見られている。

 なお賛成派の意見は、「鉄球だったら納得できる範囲だ」「四角いものよりは愛着がある」「日本をアピールするには絶好のアイテムだと思う」といったものが主流を占めている。

 一方、一部の強硬な反対派は、この世論調査の結果に不満を示しており、まだ反論を続ける構えだ。ただしこちらの意見は、「鉄球という言葉の響きがイマイチ」「鉄球だけではなく、それに何か足すべきだ」「五反田駅前でもいいのではないか?」といったように統一性がなく、匿名を希望する、鉄球に詳しいあるジャーナリストは、「もはや反対派に、世論をひっくり返すほどの力はない」と指摘している。

 いずれにしても、現段階では次の国会で同法案が可決されることはほぼ確実で、すでに都民の関心は、鉄球の詳しい配置位置や時期に移っているという。

 しかしこの法案が可決されて心配なのは、やはり直径80Kmというその大きさではないだろうか。東京自体を大きくはみ出すわけで、今後、何かしらの問題が生じるのはほぼ間違いない。また、そもそも、いったいどのように環境問題の対策となるのかが不明である。環境のために、ほかにすべきことがいくらでもあると思うのだが……。


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