■04年の新宿ヘリコプター墜落事故、 ついに真相が判明 [国内のニュース]

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 東京都新宿区歌舞伎町の雑居ビルにヘリコプターが墜落し、多数のけが人を出した04年暮れの事故から約3年、ついにその発生理由が明らかになった。

 警視庁新宿署は4日、新宿ヘリコプター墜落事故の理由について、「ドッキリだった」と発表した。発表文を読んだ宮島警視は、発表の後に「大成功~」とカメラに向かって勝利宣言を行った。なおドッキリで約3年間もだまし続けたのは世界でも異例で、同警視は「ギネスブックへの登録も考えている」とコメントしている。


 04年12月28日、歌舞伎町3丁目の雑居ビル「片山ビルディング」のほぼすべてと、その隣の「春日井2号ビル」の一部を破壊し、23人の重軽傷者を出したこの事故。当のヘリコプター操縦士、宮下徳さん(41)も、肋骨を4本折る重傷だったが、この発表を受けて「3年間も人をだまし続けるのは難しかった。若い頃は役者を目指したが、そのころ培った演技力が役に立った」とコメント。なおすでにけがは完治しているとのことだった。

 一方、片山ビルディングのオーナーである片山得朗さん(63)は、「いつまで経っても真相が解明されずにやきもきしていたが、まさかドッキリだったとは。見事にだまされました」と照れ笑い。事故のときたまたまビルに来ていて、全治2週間のけがをした奥さんの良枝さん(58)は、「50歳を超えてから、どうもだまされやすくて、まいっちゃう。詐欺じゃなくて本当に良かった」とコメントしている。

 ドッキリといえば、先日も、秋田県在住の山城真之介さん(16)のノーベル平和賞受賞の発表から一年後に、受賞自体がドッキリだったことが判明し、話題になったばかり。当の山城さんは「今にして思えば、ごく普通の高校生が受賞するわけないと思うんですが、すっかり信じてしまいました」と恥ずかしそうにしていたが、だまされていたのは日本国民全員同じだ。この世界的なドッキリブーム、そろそろ誰かが「待った」をかけるべき時期に来たのではないだろうか。


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